就活、なんかよくわからなくなってきました…。
就活を続けるなかで、「何が正解かわからない」「どこを受ければいいのか見えない」と感じたことはありませんか？
自己分析をしたつもりでもしっくりこない。企業選びもなんとなくで進めてしまう。
そんな状態が続くと、だんだんとやる気も出なくなってしまいますよね。
この記事では、就活がわからなくなってきたと感じる原因や、その状態から抜け出すヒントを紹介します。
迷っているのはあなただけじゃない
多くの学生が、エントリーや選考を重ねる中で「やりたいことが見つからない」「このまま進めていいのか不安」といった迷いに直面しています。
一見順調そうに見える人でも、裏では不安を感じたり、軸がぶれて悩んでいたりすることは珍しくありません。
SNSや周囲の様子を見て焦るかもしれませんが、就活は人それぞれなので、ペースも方向性も違って当然です。
人と比べてしまう気持ちもわかるが、お主はお主だぞ。
「今のままでいいのかな」と立ち止まることは、決して悪いことではありません。
むしろ、後悔しない選択をするための大事なタイミングです。
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就活が『わからなくなる』理由
迷いが生まれるのには、ちゃんとした理由があります。
就活がうまくいかないわけではなく、考えることや選択肢が増えて、気持ちが整理できなくなっているだけかもしれません。
ここでは、就活がわからなくなる4つの原因を紹介します。
自分のやりたいことがわからない
「やりたいことを見つけよう」と言われても、すぐに明確な答えが出る人は多くありません。
自己分析をやってみたものの、どこかピンと来なかったり、「興味はあるけど、それを仕事にしていいの？」と迷ったりする人もいます。
どれでもいいと思いながら求人を見ると決めきれず、業界を絞るにも何をしたいのかわからず…。
たとえ興味がある業界や職種があっても、具体的な仕事のイメージが湧かず、モヤモヤしたまま進んでしまうと迷いが生まれやすくなります。
周りと比べて焦ってしまう
就活中は、友人やSNSの情報が目に入りやすくなります。
「もう内定をもらった」「10社エントリーした」と聞くと、自分だけが出遅れているような気がして焦ってしまいますよね。
周りからの刺激は良い方向に働くこともありますが、他人と自分を比べすぎると苦しくなってしまいます。
焦るばかりであまり調べもせず企業に応募してしまったり、冷静な判断ができなくなることも。
余計な比較は不安を生むばかりで、悪循環への入口でしかないのです。
やることが多すぎる
就活が本格化すると、ESや面接対策、筆記試験、企業研究など、同時進行でやるべきことが一気に押し寄せてきます。
最初は気合を入れて頑張っていたのに、気づけば手が止まり、「何からやればいいのかわからない…」という状態になる人も多いです。
忙しすぎてわけわかんなくなっちゃいますよ！
マルチタスクは苦手なんです！
「全部完璧にやらなきゃ」と思うほど気持ちに余裕がなくなり、何を優先すべきか見えなくなってしまうのです。
就活の目的を見失ってしまう
エントリーや選考を重ねていくうちに、何のために就活をやっているのかがわからなくなることがあります。
企業にエントリーして、落ちたら別の企業にエントリーして…を繰り返していると、その度にESの作成や面接対策が必要です。作業の繰り返しになってしまうと、落ちたことに落ち込むどころか応募企業を吟味する時間さえなくなっていきます。
結果として、志望動機もうまく書けなくなったり、面接で迷いが出たりと、負のループに入りやすくなります。
就活がわからなくなった時にやること
就活に迷いが生じたときは、「何がわからないのか」を整理することから始めましょう。
がむしゃらに進むよりも、一度立ち止まって方向性を見直すことで、気持ちがラクになり、行動に余裕が生まれます。
ここでは、就活がわからなくなったと感じたときに試してほしい対処法を5つ紹介します。
自己分析をやり直す
就活で迷いが生まれたとき、まず立ち返りたいのが自己分析です。
「何となく動いていたけど、自分の強みや価値観が言語化できていない…」という状態では、企業選びや志望動機も曖昧になり、選考もうまく進みにくくなります。
人気の自己分析ツールを使えば、簡単に自己分析をやり直せるぞ。
一度立ち止まり、今の自分がどんな人間で、どんな仕事に魅力を感じるのかを整理してみましょう。
過去の経験を振り返ったり、他人からの評価を思い出したりする中で、就活の軸が見えてくることがあります。
就活エージェントを頼る
「一人で考えても整理がつかない」「何を軸に企業を見ればいいかわからない」と感じているなら、就活エージェントに相談するのも一つの手段です。
新卒向けの就活エージェントはこの記事で紹介しているわよ！
プロのアドバイザーから意見をもらえるので、1人では見落としていた強みに気づけるかもしれません。
合いそうな企業を紹介してもらえたりと、自分では気づけなかった視点をもらえるのが大きなメリットです。
特に「何となくで就活を進めてきてしまった」という人こそ、一度立ち止まって第三者の意見を聞くことで、方向性がクリアになることも多いです。
先輩就活生のリアルな声に触れる
就活に迷いが生じているときこそ、実際に働いている人の声を聞くことがヒントになります。
説明会や企業のWebサイトではわからないことも、先輩たちのリアルな体験談から見えてくることがあります。
就活のためのリアルな声を聞くサービスはいくつかあるぞ！
OB・OG訪問を通じて「なぜその会社に決めたのか」「実際に働いてどう感じているか」といった話を聞くことで、自分の価値観と照らし合わせやすくなります。
企業に関する口コミサイトを使えば、選考準備で時間がない中でも希望企業をしっかり選定するための貴重な情報が得られます。
やることを整理して優先順位をつける
就活がわからなくなる原因のひとつに、「やることが多すぎて頭がパンクしている」状態があります。
エントリーシートの準備、企業研究、面接対策、SPI…どれも大事に思えて、結局どこから手をつけていいかわからなくなることもあるでしょう。
整理するだけでも頭の中がスッキリして、優先順位が明確になります。
「今週はES提出があるからそちらを優先」「面接は週末にやる」など、やることを時系列や重要度で並べ替えてみるのがおすすめです。
やるべきことが視覚化されると頭がスッキリしますよ！
就活はマラソンのようなもの。全部を一気にこなそうとせず、今の自分にとって必要なことだけに集中する意識を持つことが、不安を軽くする第一歩です。
立ち止まる時間を作る
就活がわからなくなったとき、無理に前に進もうとするほど、気持ちが空回りしてしまうことがあります。
そんなときは、あえて立ち止まることも大切な選択肢です。
一度就活のことを忘れて、気分転換の時間を取るだけでも、頭が整理されて新たな気づきが生まれることがあります。
儂は就活で行き詰まった時、花見に行ったり友人とカラオケに行ったりしたな…。
就活は長期戦です。頑張ることも大事ですが、頑張りすぎないことも同じくらい大事。
疲れたまま突き進んでも良い結果にはつながりにくいため、休むことで次の一歩が軽くなることも多いのです。
自分のペースで進めていい――そう思えるだけで、心の余裕も変わってきますよ。
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