【例文付き】就活エージェントの断り方まとめ!メール・LINEで丁寧に断る方法

就活エージェントを使い始めたんですけど、なんか合わない気がするんですよね…。でも断るのは勇気が…。

就活エージェントの途中辞退は全く問題ない。
断る時は、相手に配慮を持ってその旨を伝えるようにするのだ。

この記事では、就活エージェントを途中で断るときの基本マナーと、タイミング別の断り方・例文をわかりやすく解説します。

目次

就活エージェントを断るときのポイント

就活エージェントを断る際に大切なのは、相手に不快感を与えず、自分の意思をしっかりと伝えることです。

トラブルを避けながらスムーズに辞退するためのポイントを紹介します。

  • 感謝+簡潔+丁寧が基本
  • 連絡手段はLINE・メールがベター
  • 電話で断るときは順序を意識
  • 無視やブロックは避ける

感謝+簡潔+丁寧が基本

就活エージェントに断りの連絡を入れるときは、「ご対応への感謝」「理由の簡潔な説明」「辞退の意思表示」の3点を意識しましょう。

こういうメール1つでも、社会人の練習だと思って作成することが大切です!

「これまで丁寧に対応していただきありがとうございました」など、まずは相手のサポートに対するお礼を一言添えると印象が柔らかくなります。

そのうえで、理由を簡潔に伝えれば十分です。
細かく掘り下げる必要はありません。相手に気を遣わせず、自分の意思をはっきりと示すのが大人のマナーです。

連絡手段はLINE・メールがベター

就活エージェントとのやり取りでは、電話よりもLINEやメールといった文章で伝えられる手段が便利です。

文章なら冷静に自分の考えをまとめることができ、言いにくい内容も丁寧に伝えやすくなります。

やり取りの履歴が残るため、後々のトラブルも避けやすいというメリットもあります。

返信に時間がかかる場合、まずは一言でも良いのでなるべく24時間以内に返しましょう。
素早く対応することで誠実な印象を与えることができます。

電話で断るときは順序を意識

急ぎの場合や、相手から電話がかかってきたときには、電話で辞退を伝える必要が出てくることもあります。

その際は、「感謝 → 辞退理由 → お礼」という順序を意識すると、伝えやすくなります。

たとえば「これまでのご対応、誠にありがとうございました。就職活動の進め方を見直したため、今回はサービスを終了させていただきたいと思います。引き続きご活躍をお祈りしております」といった流れです。

あらかじめ話す内容をメモしておくと落ち着いて話すことができるぞ。

無視やブロックは避ける

連絡がしつこかったり、対応が不満だと感じることがあっても、いきなり無視したりブロックしたりするのは避けましょう。

ビジネスの場では、一言だけでも返信を入れるのが最低限のマナーです。

「今後の連絡はご遠慮いただけると幸いです」と明確に伝えるだけでも、ほとんどのエージェントは察してくれます。

それでも連絡が止まらない場合に限り、LINEブロックやメールの受信拒否などは最後の手段として検討するようにしましょう。

就活エージェントの断り方【例文付き】

就活エージェントを利用していると、続けるべきか迷うタイミングが何度もやってきます。

どの時点でどう断るのが正解なんですか?

ここでは、登録直後から内定辞退までの各フェーズごとに、具体的な断り方とメール・LINEの例文をご紹介します。

就活エージェントの断り方
  • 登録直後・初回面談の前に断る場合
  • 面談後すぐに断る場合
  • 求人紹介の段階で断る場合
  • 選考中に断る場合
  • 面接を断る場合
  • 内定後に断る場合
  • エージェント自体を終了したいとき

登録直後・初回面談の前に断る場合

就活エージェントに登録したものの、「やっぱり他の方法で進めたくなった」と思い直すことはよくあります。

また、面談予約まで進んだけれど、外せない予定が入ったり、他のサービスを優先したいと感じることもあるでしょう。

正直言うと、この段階での辞退はエージェント側も想定している。何の遠慮もなく連絡して良いぞ。

辞退する時はむしろ早めに伝えた方が、お互いに時間のロスを防ぐことができます。

まだ個別のサポートが始まっていない状態なので、LINEやメールなどで感謝+辞退の意向を簡潔に伝えるだけで十分です。
面談直前のキャンセルであっても、無断で放置するのは避け、丁寧な一言を添えることで印象も良くなります。

例文(LINE)

お世話になっております。
ご案内いただいた面談についてですが、就職活動の方針を見直したため、今回は辞退させていただければと思います。
直前のご連絡になってしまい申し訳ありません。よろしくお願いいたします。

例文(メール)

件名:面談辞退のご連絡

本文:
(登録エージェント名)
(担当者名)様

お世話になっております。◯◯大学の◯◯です。
このたびは面談日程のご調整をいただき、誠にありがとうございました。

大変恐縮ではございますが、就職活動の方針を再検討した結果、面談を辞退させていただきたくご連絡いたしました。

直前のご連絡となりましたことを深くお詫び申し上げます。何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。
今後の貴社のますますのご発展をお祈り申し上げます。

―――――――――――
◯◯大学 ◯年 ◯◯学部
◯◯ ◯◯(氏名)
電話番号:090-xxxx-xxxx
メール:◯◯@◯◯
―――――――――――

面談後すぐに断る場合

初回の面談を終えてみて、「担当者との相性が合わない」「提案内容が希望とずれている」と感じたら、早めに辞退の連絡を入れるのがベストです。

担当アドバイザーとは内定までの長い付き合いになるので、違和感があったら早めに辞退の連絡を入れましょう。

このタイミングでは、すでに担当者と会話した経緯があるため、相手の対応に対する感謝をしっかりと伝えることが大切です。
そのうえで、「就活方針の見直し」や「他の手段を選びたい」といった理由を添えて丁寧に辞退の意思を伝えましょう。

例文(LINE)

お世話になっております。
先日は面談のお時間をいただきありがとうございました。大変丁寧にご対応いただき感謝しております。
就活の方針を再検討した結果、今回は他の手段で進めることにいたしましたので、サポートは辞退させていただければと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

例文(メール)

件名:今後のご支援について(◯◯大学 氏名)

本文:
(登録エージェント名)
(担当者名)様

お世話になっております。◯◯大学の◯◯です。
先日はお忙しい中、面談のお時間をいただき誠にありがとうございました。丁寧にご説明いただき、大変参考になりました。

その後、自身の就職活動の進め方を改めて検討した結果、他の手段で進めることを決断いたしました。
つきましては、御社のサポートを辞退させていただきたく、ご連絡いたしました。

これまでのご対応に感謝申し上げるとともに、貴社のご発展をお祈りしております。
何卒よろしくお願いいたします。

―――――――――――
◯◯大学 ◯年 ◯◯学部
氏名:◯◯ ◯◯
電話番号:090-xxxx-xxxx
メール:◯◯@◯◯
―――――――――――

求人紹介の段階で断る場合

就活エージェントを利用していると、「希望に合わない求人を紹介された」「少し興味はあるけど応募する気になれない」といったケースがよくあります。

このような場合、無理に応募する必要はありません。
エージェントは複数の求人を提案することが一般的なので、その中から自分に合うものだけを選んでOKです。

希望に合っていない場合や辞退する場合は、その意思をはっきりと伝えましょう。

遠回しな表現だと再提案が続いてしまうこともあるため、やんわりとしつつ明確に断るのがポイントです。

紹介してもらったことへの感謝を伝えたうえで、今の自分の軸と合わないことを丁寧に説明すれば、トラブルなく円満に断ることができます。

例文(LINE)

お世話になっております。
ご紹介いただいた求人についてですが、検討した結果、希望している職種や業界と少し異なるため、今回は応募を見送らせていただければと思います。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

例文(メール)

件名:ご紹介求人の辞退について

本文:
(登録エージェント名)
(担当者名)様

お世話になっております。◯◯大学の◯◯です。
このたびは求人をご紹介いただき、誠にありがとうございました。

ご提案いただいた求人について検討させていただいたのですが、現時点で自分が希望している職種・業界とは少し方向性が異なるため、今回は応募を見送らせていただければと思います。

引き続き就職活動を進めてまいりますので、今後ともよろしくお願いいたします。

―――――――――――
◯◯大学 ◯年 ◯◯学部
氏名:◯◯ ◯◯
電話番号:090-xxxx-xxxx
メール:◯◯@◯◯
―――――――――――

選考中に断る場合

書類選考を通過して企業との面接が決まったものの、「やっぱり志望度が下がった」「仕事内容が思っていたのと違う」と感じることもあります。

また、選考途中で他社の内定が決まり、その企業への応募を続ける必要がなくなるケースもあるでしょう。

選考に進んだからといって辞退できないわけではないぞ。選考辞退は就活において自然な行動だ。

ただし、企業側も選考準備を進めているため、なるべく早く連絡を入れることが大切です。

丁寧に感謝の気持ちを伝えた上で、就活の方向性が変わったことを理由にすれば、無理なく選考を辞退できます。
相手に失礼にならないよう、「直前で申し訳ない」という気遣いを添えると好印象です。

例文(LINE)

お世話になっております。
ご紹介いただいた企業の選考についてですが、就活の方向性を見直したため、今回は辞退させていただければと思います。
面接の調整などご対応いただいていたところ申し訳ありませんが、何卒よろしくお願いいたします。

例文(メール)

件名:選考辞退のご連絡

本文:
(登録エージェント名)
(担当者名)様

お世話になっております。◯◯大学の◯◯です。
ご紹介いただいた企業の選考についてですが、進めていく中で自分の就職活動の方向性を見直した結果、今回は辞退させていただきたくご連絡させていただきました。

面接の調整などご対応いただいていた中でのご連絡となり大変恐縮ですが、何卒ご理解いただけますと幸いです。
これまでのご支援に心より感謝申し上げます。

―――――――――――
◯◯大学 ◯年 ◯◯学部
氏名:◯◯ ◯◯
電話番号:090-xxxx-xxxx
メール:◯◯@◯◯
―――――――――――

面接を断る場合

面接日程が確定した後に、急な予定変更や就活方針の見直しで面接を辞退したいというケースもあります。

この場合、まだ選考が始まっていないとはいえ、企業・エージェント双方に調整の手間がかかっているため、連絡はなるべく早く入れましょう。

早急に連絡した方が良いので、電話での連絡が望ましいです。どうしても難しい場合はすぐにメールを送りましょう。

面接前の辞退であれば、「就活方針を見直したため」や「他の選考との兼ね合い」など、無理に詳細な理由を説明しなくても問題ありません。

感謝+辞退+お詫びの3点を意識すれば、失礼にならず誠実な印象を与えられます。

例文(LINE)

お世話になっております。
ご調整いただいた面接についてですが、就活の方針を見直したため、今回は辞退させていただきたく思います。
直前のご連絡となってしまい申し訳ありませんが、何卒よろしくお願いいたします。

例文(メール)

件名:面接辞退のご連絡

本文:
(登録エージェント名)
(担当者名)様

お世話になっております。◯◯大学の◯◯です。
ご調整いただいた面接についてですが、就職活動の方針を見直した結果、誠に勝手ながら今回は辞退させていただきたくご連絡差し上げました。

日程のご調整などご尽力いただいていた中でのご連絡となり、〇〇様及び〇〇会社様にご迷惑をおかけしてしまい大変申し訳ありません。
何卒ご理解いただけますと幸いです。

これまでのご対応に心より御礼申し上げます。

―――――――――――
◯◯大学 ◯年 ◯◯学部
氏名:◯◯ ◯◯
電話番号:090-xxxx-xxxx
メール:◯◯@◯◯
―――――――――――

内定後に断る場合

内定が出た後に「この企業には進みたくない」と感じることも、就活ではよくあることです。
他社からの内定や志望度の変化、企業との相性など、理由はさまざまですが、最終判断は自分自身の意思が何よりも大切です。

そうは言っても、紹介された企業の内定を辞退するのは気が引けるものだろうな。

エージェントに成果報酬が発生する仕組みを知っていればなおさら、「申し訳ない」という気持ちが出てくるでしょう。

それでも、自分の将来を優先して問題ありません。報酬のことは気にせず、誠意をもって断ることが大切です。

理由は濁しても構いません。
感謝を伝えつつ「慎重に考えた結果、辞退する」という内容で、きちんと意思を示しましょう。

内定辞退は重要な連絡なので、できれば電話で伝えましょう。ここでは、どうしても電話が難しい場合のメール例文を記載しています。

例文(LINE)

お世話になっております。
ご紹介いただいた企業から内定をいただきましたが、将来の方向性を再検討した結果、今回は辞退させていただきたいと思います。
ご尽力いただいた中でのご連絡となり申し訳ありません。何卒よろしくお願いいたします。

例文(メール)

件名:内定辞退のご連絡

本文:
(登録エージェント名)
(担当者名)様

お世話になっております。◯◯大学の◯◯です。
ご紹介いただいた企業より内定をいただきましたが、自身の将来について再度検討を重ねた結果、誠に勝手ながら辞退させていただきたくご連絡いたしました。

内定という貴重な機会をいただきました〇〇企業様には、心より感謝申し上げるとともに、このようなご連絡となりますことを深くお詫び申し上げます。
内定辞退に関しまして、お詫びと感謝の旨をお伝えいただけると幸いです。

ご尽力いただいた中でのご連絡となり誠に申し訳ありません。
何卒ご理解いただけますと幸いです。

内定に至るまでの丁寧なご対応に心より感謝申し上げます。

―――――――――――
◯◯大学 ◯年 ◯◯学部
氏名:◯◯ ◯◯
電話番号:090-xxxx-xxxx
メール:◯◯@◯◯
―――――――――――

エージェント自体を終了したいとき

就活を進めていくなかで、「やっぱりエージェントを使わずに自力で進めたい」と感じ、サービス自体の利用を終了したくなるケースもあります。こうした判断はまったく問題ありません。

エージェント側も、すべての利用者が最後まで継続するとは考えていないので、気負う必要はありませんよ!

大切なのは、感謝を伝えたうえで、利用をやめたい意思を丁寧に伝えることです。

しつこく連絡が来る場合は、まず「今後のご連絡は遠慮いただけますと幸いです」と明言すると、それだけで連絡が止まることも多いです。

どうしても対応が改善されないときのみ、ブロックなどを最終手段として考えるようにしましょう。

例文(LINE)

お世話になっております。
就活の方針を見直したため、今後は他の手段で進めることにいたしました。恐縮ですが、サービスの利用を終了させていただければと思います。
これまでのご対応、誠にありがとうございました。

例文(メール)

件名:内定辞退のご連絡

本文:
(登録エージェント名)
(担当者名)様

お世話になっております。◯◯大学の◯◯です。

誠に恐縮ではございますが、一身上の都合により、貴社の就職支援サービスを終了させていただきたく存じます。

これまでのご丁寧なご対応に心より感謝申し上げます。
ご迷惑をおかけする形となり大変恐縮ですが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。

―――――――――――
◯◯大学 ◯年 ◯◯学部
氏名:◯◯ ◯◯
電話番号:090-xxxx-xxxx
メール:◯◯@◯◯
―――――――――――

就活エージェントが合わないと感じたときの対処法

就活エージェントを利用していると、「なんだかしっくりこない」と感じる場面は誰にでもあります。

そのまま利用を続けるよりも、現状を改善することをおすすめするぞ。

エージェントを辞めなくても、担当者との関係や、自分自身の就活の進め方を見直すことで、状況が大きく好転するケースも多いのです。

ここでは、就活エージェントが合わないと感じたときに取るべき3つの選択肢を紹介します。
自分にとって最適な形で、就活を前向きに進めていくヒントとしてご活用ください。

  • 担当者を変更してもらう
  • 他のエージェントを併用する
  • 就活の目的を整理してからもう一度活用する

担当者を変更してもらう

就活エージェントのサービスに不満を感じたとき、最も簡単で効果的な方法が担当者の変更を依頼することです。

就活エージェントは1社内に複数のキャリアアドバイザーが在籍しており、対応の質や相性は人によって大きく異なります。

担当変更は言いにくいかもしれませんが、「〇〇業界に詳しい方がいれば話してみたい」という風に前向きな理由を伝えれば大丈夫です!

担当者に直接言うのが憚られる場合、エージェントサービスのお問い合わせ窓口に伝えると言う選択肢もあります。

遠慮せず、自分に合うサポート体制を整えることが大切です。

他のエージェントを併用する

今使っているエージェントに不満がある場合は、他の就活エージェントと併用するのも有効です。

就活では複数のサービスを併用して比較検討するのが一般的です。
複数のサービスを使うことで情報の幅や求人の選択肢が広がるというメリットもあります。

今のエージェントを辞退せず、他のエージェントと面談してみるのもありだ。

他のエージェントには自分に合った担当者や、希望業界に精通しているアドバイザーがいるかもしれません。

就活の目的を整理してからもう一度活用する

就活エージェントが合わないと感じるのは、自分自身の就活の軸がまだ定まっていないことが原因かもしれません。

自己分析が不十分な状態では、提案される求人がピンと来なかったり、面談で話が噛み合わないこともあります。

一度立ち止まって、自分の希望職種や働き方を整理してみましょう。

また、アドバイザーに「まだ志望企業や業界が定まっていない」ことを伝えることで、自己分析から一緒に手伝ってくれる場合もあります。

自分の就活スタイルに就活エージェントが本当に合っているのかどうかも考えてみましょう。

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