
第一志望の企業に落ちてしまいました…。
もうダメです、立ち直れません。

落ち着け。
第一志望に落ちても人生が終わるわけではない。
就活で第一志望の企業に落ちると、これまで準備してきたことが無駄だったように感じたり、やる気が一気になくなってしまいますよね。
筆者も、就活で第一志望の企業に落ちてしまった経験があります。
就活では誰でも失敗を経験しますから、あなただけではありません。
この記事では、就活で第一志望に落ちた時の気持ちの切り替え方や、次にやるべき行動についてわかりやすく解説します。
今はつらいかもしれませんが、今後の就活に活かせるヒントがきっとあるはずです。
第一志望に落ちたとき、誰もが抱える悩み

第一志望の企業に落ちると、想像以上にショックを受けてしまい次に進めないという就活生も少なくありません。

それは誰にでも起こりうる悩みだ。
筆者自身が第一志望に落ちたときに感じたリアルな悩みを紹介します。
落ち込んで立ち直れない
正直、第一志望に落ちたときは何も手につきませんでした。
同時に受けていた他の企業からも一気にお祈りメールが届いたので、「自分は誰にも必要とされていない」と感じてしまいました。
就活が終わったように感じる
第一志望に落ちたとき、もう就活の意味がないとさえ感じました。

儂は縁もあり、高校受験、大学受験と第一志望に通っていて「落ちる」という経験があまりなかった。
「この企業で働く」と思いながら就活を進めていたので、それがなくなった喪失感は大きかったです。
突然真っ暗闇の中に放り出されて、自分が歩む道が見えなくなってしまった感じがしました。
今の私が当時の自分に会えるなら、「自分に合う企業はそこだけじゃない」と伝えてあげたいです。
他の企業に行く気が起きない
第一志望の企業に落ちたことで、他の求人を見る気力がなくなりました。
落ちてすぐに他の企業の求人をかなり読み漁りましたが、どうしても第一志望の企業と比べてしまいあまり頭に入ってきませんでした。
説明会に参加しても心が動かず、このままどこにも就職できないんじゃないかととても不安になったのを覚えています。
ちょっと視点を変えるだけで、新しい選択肢が見えてきます。
気持ちを切り替えて、就活モチベーションを取り戻す方法

就活を続けなきゃいけないって分かってるけど、気持ちが切り替えられない…。
筆者自身も就活のモチベーションがかなり下がってしまいましたが、いくつかの行動をきっかけに少しずつ立ち直ることができました。
当時、実際に試して効果があったことを中心に、就活のモチベーションを取り戻す方法を紹介します。

第三者の力を借りる
就活がうまくいかないと、「全部自分でなんとかしなきゃ」と思い込みがちです。
筆者自身も、第一志望に落ちたあと、自分のやり方が間違っていたのかもしれないと感じながらも、誰にも相談できずに悩んでいました。


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自分を客観視してもらえることで、考え方や動き方の改善点を知ることができます。
何より、「話を聞いてもらえる」「一緒に考えてくれる」だけでも、かなり気持ちが楽になります。
就活は1人で戦うものではありません。
第三者の力を借りることで、前向きに動けるきっかけがつかめるかもしれませんよ。
気持ちを吐き出す時間を作る
第一志望に落ちた直後は、無理に気持ちを切り替えようとしない方がいいです。

儂も当時は「次を探さねば」と焦り、闇雲に企業に応募して、落ちて、また落ち込んで…というような悪循環に陥ったものだ。
心が限界に近づいていた時、友人と電話をする機会がありました。
当時の私は、第一志望に落ちたことを思い出すと落ち込んでしまうので、あまり考えないようにしていました。
しかし、思い切って友人に悔しい気持ちを打ち明けると、話終わった時心がかなり軽くなったんです。
「落ち込んでいる場合じゃない」ではなく、「落ち込むのは自然なこと」と受け入れることが、立ち直る第一歩です。
就活は長丁場なので、感情の整理も大切な準備のひとつだと思って、まずは自分の気持ちと向き合ってみてください。
就活は「ご縁」と割り切る
第一志望に落ちたとき、最初に思ったのは「自分には価値がないのかもしれない」ということでした。
当時の私は、「自分の何がいけなかったのか」ということばかり考えていました。
しかし、今思うとそんなことばかり考えても仕方がなかったと思います。

就活の結果は、自分の実力だけで決まるものではありませんよ!
企業ごとの採用方針やタイミング、面接官との相性など、自分ではどうにもできない要素もたくさんあります。
それに気づいてからは、「縁がなかっただけ」と気持ちを整理できるようになりました。
逆に「もっと自分に合う企業と出会えるチャンスができたんだ」と考えることで、次の企業探しにも前向きに取り組めるようになったと思います。
SNSや他人と比べない
就活中、特につらかったのがSNSで流れてくる内定報告でした。
第一志望に落ちた直後に、友人がSNSで「第一志望から内定もらいました!」と投稿しているのを見て、正直かなり落ち込みました。

自分だけが取り残されている。そう感じて心臓がずっとざわざわしていたものだ…。
他人と比べるほど自分の状況が見えなくなってしまいます。
勇気を持ってSNSを見ないようにするというのも、感情整理の手段ですよ。
本当はその人も裏でたくさん落ちているかもしれませんし、就活に悩んでいない人の方が少ないです。
SNSが発達しているこの時代に人と比べないということは難しいと思いますが、「自分は自分のペースで進めよう」と割り切るようにしていました。
次にすべき行動と企業選びのヒント

第一志望に落ちると目の前が真っ暗になってしまって、次に何をすればいいのかわからなくなりますよね。
しかし、辛くても就活は続ける必要があります。
むしろすぐに次の企業探しを始める方が気持ちが紛れるという人もいるかもしれません。
ここでは、筆者が実際にやって効果があった「次の一手」をご紹介します。

もう一度自己分析を行う
第一志望に落ちた後、筆者は自分自身を見つめ直したいと思い自己分析をもう一度行いました。

今思い返すと、第一志望に落ちる前の自己分析は甘かったように感じる
実際に再度自己分析をしてみると、自分が本当に重視したいポイントにも変化が出てきていることに気づきました。
就活は進めるうちに価値観が少しずつ変わるものです。
自分の心境の変化を無視せず、今の自分の目線で志望企業を見直すようにしましょう。
自己分析ツールなら、質問に答えるだけで自分の強みや適職タイプを分析できるので気軽に試すことができます。

落ち込んだ気持ちを切り替えるだけでなく、次の一歩に繋げるためにも、もう一度自己分析をしてみるのがおすすめです。
スカウト(逆求人)型サービスを活用する
筆者が第一志望に落ちた後の就活でやってみたのが、スカウト(逆求人)型サイトの活用でした。
自分で企業を探す必要がないので、落ち込んでいる時でもとりあえず登録することができました。
企業側から声をかけてもらうと、「自分を必要としている企業がある」という自信にもつながりました。
やがて、もっと多くの企業と出会うためにプロフィールを工夫したり、他の業界に興味を持つきっかけにもなりました。


おすすめのスカウト(逆求人)型サイトは別ページでチェックだ。
企業選びの軸を見直す
就活生は、さまざまな視点から第一志望の企業を決めます。
筆者自身、第一志望の企業は仕事内容・社風・ワークライフバランスなどが自分に合っていると考えて設定したものでした。
だからこそ、落ちた時は「もう自分に合った企業に就職できないんじゃないか」と思っていました。

改めて、何を一番優先したいかを整理すると頭がスッキリしたぞ。
紙に自分の希望条件を書き出して、優先順位づけを行いました。
すると、「ここだけは譲れない」「この条件は自分の動き次第で許容できる」ということが明確になっていき、次の企業選びに前向きになれました。
第一志望にこだわるのは悪いことではありませんが、柔軟に考えることで他の良い選択肢も見えてきます。
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