【26卒】大学4年で就活何もしてないのはやばい?今すぐやるべきこと5選

気付けばあっという間に大学4年生なんですけど、就活とか何もしてません。完全に出遅れました…。

大学4年生になると、内々定をもらう就活生も出てきます。そんな中で自分は何もしていないとなると、焦ってしまいますよね。

しかし、結論から言えば今からでも就活は間に合います。

この記事では、今から動き出したい大学4年生に向けて、就活を始めるためのステップや最新スケジュール、内定獲得のヒントをわかりやすく解説します。

目次

就活を「何もしてない」大学4年生は本当にやばい?

就活なんてまだ何もしてません。私の人生詰みましたか?やばいですか?

落ち着け。大学4年生の4月・5月ならまだ手遅れというわけではないぞ。

「やばい」と感じるのは自然なことですが、本当に手遅れというわけではありません。
ただし、油断して何もしなければ、状況は厳しくなっていくのも事実です。

しかし、今すぐにでも動き出せば、まだ巻き返しは十分に可能です。

企業の採用活動は多様化しており、春だけでなく夏・秋・冬と通年で選考を行う企業も増えています

とくに中小企業やベンチャー企業、地方の優良企業などは、今まさに選考を進めているところも少なくありません。

今すぐ始めるべき5つの行動ステップ

「今から始めても大丈夫」と言われても、何から手をつけていいのかわからない。そんな状態の人も多いはずです。

大学4年生から就活を始める学生が今すぐ始めるべきことを、ステップに分けて解説していくぞ。

大事なのは、一気に完璧を目指すことではなく、今できることから1つずつ進めることです。
ひとつ行動を起こすたびに、焦りは少しずつ和らいでいきます。

それでは、最初のステップから順に見ていきましょう。

ステップ1:自己分析を簡単に済ませる

就活を始めるうえで、まず押さえておきたいのが自己分析です。

まずは、「自分がどんな仕事に向いているのか」「どんな価値観を大事にしたいのか」という、ざっくりした方向性をつかみましょう。今の時点で100%正しい答えを出す必要はありません。

自己分析って、本を読んだりノートに何十枚も書き込んだりしなきゃいけないんですよね?全然気軽に取り組めないんですけど…

そんなことはないぞ。自己分析ツールを使えばスキマ時間に自己分析が可能だ。

自己分析ツールなら、質問に答えるだけで簡単に自己分析が完了します。
数分で終わる簡単なものや、自分の強みや特性をグラフ化してくれるものなど、さまざまです。

就活におすすめの自己分析ツールは別ページの記事で詳しく紹介しています。

My analyticsなど、就活サイトが提供する自己分析ツールなら、適職がわかったり自己分析結果をそのまま自己PRに生かすこともできますよ。

迷って立ち止まるよりも、まずは1つツールを使ってみて、動きながら修正していくくらいの感覚でOKです。
「完璧な自己分析」にこだわらず、まずは自分の将来についてざっくりと整理してみましょう。

ステップ2:就活サイトに複数登録して求人を見る

自己分析が終わったら、次は「自分がどんな求人に興味を持つか」を確かめてみましょう。
そのためにおすすめなのが、就活サイトに登録して実際の求人情報を見てみることです。

まずは以下の記事から、新卒におすすめの就活サイトをチェックして登録するのだ!

最初は「知らない会社ばかり…」と感じるかもしれませんが、見ているうちに少しずつ「なんとなく気になる仕事」「この条件は嫌だな」といった自分の基準が見えてきます。

また、サイトによって掲載されている企業の傾向や強みが違うため、1つだけでなく複数のサイトを併用するのがポイントです。

応募や説明会に参加しなくても、「求人を眺めるだけ」でも立派な就活の第一歩です。
選考に進むかどうかはあとで決めてもいいので、まずは行動のハードルを下げて、自分の興味を広げてみましょう。

ステップ3:エージェントを活用して短期決戦に備える

就活のスタートが遅れた人は限られた時間の中で内定を狙う必要があるので、効率よく就活を進めることが重要です。
そのために活用したいのが、就活エージェントの存在です。

就活エージェントとは
プロの就活アドバイザーが無料で就職活動をサポートしてくれるサービス

就活エージェントでは、専任の担当者が希望や状況をヒアリングしたうえで、あなたに合いそうな企業を紹介してくれます。

さらに、応募書類の添削や面接対策、企業との日程調整代行などもしてくれるため、最短ルートで選考に進めるのが魅力です。

キャリアスタートなど、内定まで最短2週間というスピード感を強みにしている就活エージェントも多く存在します。

最近では未経験OKの求人や、研修が充実した企業を中心に扱うエージェントも増えています。

スピード重視で就活を進めたいなら、プロの力を借りるのは遠回りではなくむしろ近道です。

ステップ4:スカウト(逆求人)型サイトに登録しておく

「自分から企業を探すのが苦手」「選考が怖い」と感じる方は、スカウト型の就活サービスを使って、“待ちの就活”を取り入れるのもひとつの手です。

スカウト(逆求人)型サイトとは
プロフィールを登録しておくことで、自分に興味を持った企業からスカウトが届くタイプの就活サイト

スカウト型サービスでは、簡単なプロフィールや適性診断を登録しておくだけで、企業側から「あなたに興味があります」とオファーが届きます。

企業からアプローチがくるため、自分から探さなくても企業と出会えるのが最大のメリットです。

新卒におすすめのスカウト(逆求人)型サイトは別ページの記事で解説していますよ!

特に、志望業界や職種がまだはっきり決まっていない人にとっては、自分の可能性に気づく良いきっかけになります。
また、企業側からのオファーという形になるため、通常の応募より選考が進みやすい傾向もあります。

自分で求人を探すことも大切ですが、同時に待ちの就活を進めると非常に効率的です。

ステップ5:面接対策を短期集中で進める

せっかく選考に進めても、面接でうまく話せなくてはもったいないですよね。

でも、じっくり面接対策する余裕なんてないですよ…!

そんな時は、面接対策ができるアプリやサイトを使いましょう。

細かな仕様はサービスによって異なりますが、自分が面接をしている姿を録画・録音して提出すると、改善点を指摘してくれます。

AIを活用した面接対策アプリなら、すぐにフィードバックが届くので便利です。

希望企業が決まっていない場合は、頻出質問に絞って短期集中で対策しましょう。

特に、「自己紹介」「志望動機」「学生時代に頑張ったこと」などの基本質問に対して、スムーズに話せるように準備しておくと、どんな企業面接にもある程度対応できます。

たった数日でも、集中して準備すれば結果は変わります。
「完璧な回答」よりも、「自分の言葉で伝える練習」をしておくことが、面接成功の近道です。

【26卒】就活スケジュールは?今からでも間に合う理由

近年は就活の早期化が進んでおり、「26卒の就活はもう終わりかけている」と感じる人も少なくありません。
実際、大学3年生の夏からインターンに参加し、4年生になる前に内々定を得る人もいます。

就活の基本的なスケジュールはこんな感じだ。

参考:就活スケジュールについて/マイナビ新卒紹介

すでに3月から企業エントリーが始まっているんですね…。

しかし、就活の本選考は大学4年の春以降に始まる企業が今でも多数存在しており、今からでも間に合う企業は十分あります。

たとえば、以下のようなスケジュールで動いている企業が多くあります。

  • 大学3年・3月:ナビサイト公開、説明会スタート
  • 4〜6月:エントリー・選考が本格化
  • 6〜9月以降:追加募集、秋採用、内々定出し
  • 10月以降:通年採用や二次募集の枠も

とくに中小企業やベンチャー企業、公務員試験との併願層向けの企業などでは、6月以降も積極的に学生を募集している傾向があります。

近年は通年採用を導入する企業も増加しており、「この時期だからこそ内定が出やすい」ケースもあります。

「もう遅い」と諦める前に、まずは今の自分が動ける範囲で就活を始めてみましょう。
行動した人からチャンスをつかんでいけるのが、いまの就活です。

「何もしてない」状態から内定をもらえた人の共通点

今まで何もしてこなかった私が本当に内定を取れるんでしょうか…?

就活のスタートが出遅れたことに不安を抱える大学4年生も少なくありません。

しかし実際には、就活を始めたのが遅くても、しっかりと内定を得た人たちがたくさんいるのが事実です。

彼らが特別なスキルを持っていたわけではありません。では、何が違ったのでしょうか?
ここでは、出遅れた状態から内定をつかんだ人たちに共通するポイントを紹介します。

受かる企業より合う企業を選んだ

出遅れたからといって、どこでもいいから受かりたい──そう思って数だけ打つ就活をしてしまう人も少なくありません。

しかし、逆転内定を得た人たちは、むしろ「自分に合うかどうか」を最優先に企業を選んでいたという特徴があります。

時間がない中でも、企業理念や働き方、自分の価値観とどのくらい一致しているかをじっくりと見て応募企業を厳選したわけだ。

丁寧に厳選した企業に応募すれば、「自分がこの会社で働く」というイメージを持って就活を進めることができます。
すると、ESや面接でも自然と熱意が伝わりやすくなるのです。

まさに「急がば回れ」ということですね。

就活は数ではなく、質と納得感を大切にしましょう。
これを意識することで、結果として内定の可能性が高まったという声は多く聞かれます。

行動の優先順位を絞った

出遅れた人ほど、情報過多の状態に陥りやすいのが就活の難しさです。
企業のエントリーも開始している頃には、まず何から手をつけていいのかわからなくなってしまいますよね。

そんな中でも内定を得た人たちは、今の自分にとって本当に必要な行動に絞って集中していたという共通点があります。

たとえば、「まずは自己分析を徹底する」「企業選びはエージェントに任せる」「面接対策を1週間だけ集中して取り組む」など、限られた時間の中で優先順位をつけていました。

結果として、「あれもこれも中途半端」になることを避けられ、1つずつ着実にクリアする流れが生まれていたのです。

前述した「今すぐ始めるべき5つのステップ」を参考に優先順位をつけてみてくださいね。

就活は、全部を完璧にこなす必要はありません。
むしろ、取捨選択のスキルこそが成功の鍵になるといえるでしょう。

比較より自分の軸を大事にした

SNSや周囲の声を見ていると、「あの人はもう内定をもらってる」「自分だけ遅れている」と不安になることもあるかもしれません。

はっきり言って他者との比較は時間の無駄だ。いくら焦ってもお主の就活は少しも進まないぞ。

巻き返しに成功した人たちは、他人との比較ではなく、自分の納得感を大切にしていたという共通点があります。

「なぜ働きたいのか」「どんな仕事が向いているのか」といった自分なりの価値観を深掘りすることで、選考中にブレない軸が生まれ、面接でも自信を持って話せるようになります。

周囲と比べて焦るあまり自分に合わない企業に応募しても、選考が上手くいく確率は低いです。

焦って就職した先の会社が自分と合わずに、すぐに辞めてしまっては本末転倒ですよね。

就活は競争ではなく、マッチングです。
誰かより早いかどうかではなく、自分にとって納得のいく選択ができるかが、最終的な満足度を決めます。

就活以外の経験を強みに変えた

アルバイトやサークル、趣味など、一見就活と関係なさそうなことでも、内定を勝ち取った人たちは自分の言葉で価値を見出していたのです。

接客のアルバイトなら「相手の立場に立って行動できる」、ずっと続けている趣味があるなら「継続する力がある」など、あなたの強みはたくさんあるんです!

就活に出遅れていても、これまでの経験を整理することで武器はつくれるのです。

ポイントは、「すごい経験」である必要はまったくないということです。
等身大の自分をどう伝えるかを工夫することが、面接対策において何より大切です。

「やってきたことがない」のではなく、「やってきたことを強みに変えていないだけ」かもしれません。
まずは、自分の日常を振り返ってみましょう。

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